ここのところ、親の介護のことで翻弄していて、ブログや色々なことが手に付かない状態です( ;´・_・`)
そして昨日の土日もほぼ、そのことで追われ、休日に遊びに行く余裕がありませんでした。マロンゴメンね、落ち着いたらいっぱい遊ぼう!
ショートステイから有料老人ホームへ
父は今、ショートステイに入っています。
施設入所するならとても高い場所で、とてもうちでは入れる所ではありませんが、ショートステイだけ安いので、犬友さんのご好意で紹介していただき、利用させて頂いています。
ショートステイを利用できる期間は限られていて、30日間のみ。
その後、自宅に帰るともう施設に入りたがらなくなるという想定でそのまま施設へ入所という運びとなりました。(色んな方たちからのアドバイスを頂きました。)
ケアマネと面談
一昨日の土曜日、新しくお世話になる施設のケアマネさんが、ショートステイ先に訪れて父と面談をしました。
今の状態を把握するということも兼ねて。
父には施設に入ることを詳しく伝えていません。
伝えたら絶対に家に帰ると言うからです。
当たり前です。
けどとても一人で暮らせる状況にはありません。
そこで、足が良くなるまで、一人で歩けるようになるまでリハビリを兼ねてここに居ようね。という感じで疑問もあまりなくショートステイ先にいる訳ですが。
ケアマネさんとのやり取りを見て、やはり・・・
認知が少し進んでいるようです。
会話も出来るし、記憶力もいいのですが、状況判断とか、物の操作の仕方とか、順を追って説明することとか、そういうことがかなりヘンテコでした。
親の認知症、家族は認めたがらないともいいますが、まさにそれですね。
まさかボケてないよね?!と常に疑心暗鬼でしたが、去年ぐらいからその兆候は出ていました。
- 銀行でお金を下ろすことができなくなった。ATMの操作が出来ない
- 市役所に週に何度も行きたがる。2回〜3回
- 書類やハガキがなくなる。書類の整理が出来ない、書類に記入して返信することが出来ない等。
- 銀行に執着して、銀行ばかり行きたがる。週に1回〜2回
- テレビばかり見るようになる。
- 昔の話ばかり、父は少年飛行兵の話しばかりする。
- 昼寝をすることが増えた。正確には夕方寝
これがボケの始まりとは思わなかったし、おかしいとは思ったけど。
歳のせいかな、言ってることはそう変でもないしと。
ただ送り迎えが大変になってきて、こちらもノイローゼ気味になるほど、顔を見るたびに市役所に行きたいと毎日のように言われていたのも、やはり認知症の一種だったようで。
そして年始めの具合が悪い頃から、それが進んだようです。
- テレビのリモコン操作がたまに出来なくなる。電源スイッチがわからない
- ショートステイ先でも寝てばかりいる。
- オシッコやウンチの粗相をすることが増える。間に合わない
トイレに関しては、手が動きにくいのと、動作が極端に不自由になってきたので、間に言わないとも理解できますが、正常の感覚なら、間に合わない経験から次は漏らさないようにコールボタン押すなり、早くトイレに行くなりすると思うのですが、これもまた高齢の方にしかわからない、尿意や便意があまりわからなくなってくるらしいのです。
逆に尿意はあるけどトイレに行ってみたら出ないとか。
年相応の認知症
ケアマネ達の話してる内容を聞きながら、年相応の認知症ということを聞かされました。
確かに、ショートステイ先にいて、何もすることがないのに「家に帰る!」とか言わないし、暇そうなので、暇?と聞いても、「色々忙しいの」と答えたり。プライドかも?!
あれだけ多趣味でじっとしていることが出来ない父には、別人のような生活で、大人しくしているのです。
面談が終わってから、もう一度、施設の部屋の見学をさせてもらいにケアマネと一緒に隣の市に車で行きました。
施設もお部屋もとてもいいところです。
今年に入ってから、2週にかけて色々なところに見学したり、資料請求しましたが、ここがダントツに明るいし、内容も良かったのです。
この面談とかで出かけなくてはならなかったので、マロンはお留守番だったのですが、なんと5時間も留守にしてしまい、マロンにとっては一番長いお留守番となっちゃいました。ゴメンね。
施設入居に必要な物を揃える
入居は2週間後。
それまでに揃えるものがあります。
新たに家具を購入するために、島忠家具センターと、ニトリに行き、急遽、タンスをふたつ買いました。
その他にも、着替えの洋服や下着 (約4日〜一週間分)やら、ゴミ箱とか、時計とか、もう本当に引っ越しに必要な最低限なもの全てです。
他にも介護ベッドやマットレス、車椅子などレンタルしなくてはならないものもあり、父は介護保険の負担割合が2割で高いので、月々の出費はかさみそうです。
ここに決める時に説明された時は、月額利用料は197,000円 (ほぼ住居代と食費) ですが、洗濯代や介護サービスが必要な人は介護保険を使ってお世話してもらう金額を含めると(父は2割で倍かかる)、総額で月に24〜25万ぐらいとの説明だったのですが、27万ぐらい行きそうです。
その他に、入所に必要な健康診断は、まだ今週出来上がる予定なので金額がわかりませんが、うちのかかりつけの病院からは1,5万〜2万円かかりますと言われてます。高すぎ!
これは施設入所には必ず必要になると思うので、高いので最初のネックでした。
住宅型と介護付きの違い
住宅付き有料老人ホームと、介護付き有料老人ホームの違いがその辺に少しあるかもです。
大きな違いは、介護サービスのとらえ方というか、使い方です。
介護付き有料老人ホーム
メリット デメリット
- 24時間体制の介護サービス
- 医療面のサポートも充実
- 毎月の支払いがイメージしやすいので、安心
- 他の介護保険サービスは併用できない
- 他のご入居者の状態によっては、環境に馴染めないケースがある
- 自立の方であっても介護サービスの費用負担が必要
住宅型有料老人ホーム
メリット デメリット
- 介護サービスを自分で選べる
- これまで利用していた介護業者を継続できる
- 高級志向など、選べる施設のバリエーションが豊富
- 緊急時の介護の対応が難しい
- 要介護度が重くなると月々の負担が割高になる可能性がある
父みたいに介護が必要な人は、介護付き老人ホームの方が介護保険をマックスに使ってお世話してもらうので、毎月の金額が一定なのかと。
住宅型は、使った分だけ介護保険を使うみたいで、その範囲内を使い切ってしまうとそれ以降は実費になるのです。
今月は特にショートステイに入っているので、そこでもう介護保険が使える限度額を全部使ってしまっているので、施設に引越ししてからの今月分は実費となります。
実費というのは、例えば
- 週に二回のお部屋の掃除
- 週に二回のお洗濯
- トイレの介助等
こんなことが実費になってしまうので、一回に付き500円〜1,000円ぐらいが加算されていくのです。
なので住宅型有料老人ホームの場合は、要介護度をひとつ上げた方が、介護保険を使える範囲が増えるので実費になる部分が抑えられるらしく、早急に要介護2になるように審査し直すみたいです。
ただ、父の場合、同じ施設内での引っ越しを希望しています。(只今満室)
空き次第、引っ越しするのですが、そこは介護付きのタイプなので、要介護が上がると高くなるのです。介護付き有料老人ホームなら要介護度が1の方が安いので微妙なとこです。
今、入居予定の場所は家から少し遠く、車で40分ぐらい。
引越し希望先は介護付き有料老人ホームで、姉の家から車で3分ぐらいと超近いのです。
それに介護付きなので安心かな〜と。ただ満室で入居待ちも三人ぐらいいるそうです。
空き次第、そちらに移るという予定で契約しています。
住宅型有料老人ホームは、介護保険の範囲内を超えると実費。
介護保険を使わなければそれだけ安くなる。使った分だけ加算。
父は介護が必要なので毎月マックス使うと思う。
自立している方なら、住宅付きの方が安い。
介護付き有料老人ホームは、最初から介護保険をマックスで使う前提なので、一律料金なのかと。介護が必ず必要な方はこちらのタイプなのかなと理解しています。
住宅型有料老人ホームは、その施設ごとに特色があり、お世話してくれる範囲や、看取りの問題とかも施設ごとに違うので説明は必ず聞いた方がいいです。
父が入る住宅型はちょっと介護付きに似ていて、看取りもするし、看護師さんも在中しているのです。
・住宅型は基本はホームヘルパーさんが来てお世話してくれる。
・介護付きは介護士さんや看護師さんもいる体制。
施設によっても違うっぽいので、私が説明を受けたところの施設での解釈ですが。
その他にもサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)もありますが、紹介されて見学に行きましたが、少し物足りない感じでうちには該当しない感じでした。
詳しくわからないので、これが全てに当てはまらないし、間違っていることもあると思いますので、その辺はご了承ください。
とりあえず有料老人ホームは結構なお金がかかるということ。
私達夫婦が将来、年金で入れるかって言ったら、絶対に入れない(笑)
ヤバ〜〜〜と思いました。
父は共済年金もあるので年金額が良いので、こういういい場所にも入れるんですよね。
上を見たら何千万も頭金払う老人ホームや、月額75万ぐらいの場所もありますが。
それは本当に富裕層ですよね・・・(๑°ㅁ°๑)
特養は安いけど何百人待ちとか・・・。将来が不安になります。
施設に入る割合
今の高齢者がどれぐらいの確率で施設に入る人、もしくは入りたくてもお金がなくて自宅で介護するしかない人とか、割合を知りたいです。
内閣府のサイトで見たけど、介護度とか年齢とかでも違いがあり、統計取るのは難しそう。
内閣府の統計 (27年1月)
施設利用者
要介護1 5.4%
要介護2 11.1%
要介護3 26.5%
要介護4 42.2%
要介護5 50.7%居宅サービス
要介護1 89.8%
要介護2 84%
要介護3 67.3%
要介護4 52.9%
要介護5 45.0%
これだって配偶者がいる家庭が多いだろうし、父みたいに一人暮らしだったり、介護の内容もその個人によるし、ケースバイケースなのかなと。
高齢者の骨折(ヒビ)は寝たきりになる確率が高い
父もヒビが入ってなければ全く利用しなかった訳だし。
食事とか、誤嚥の為のトロミの飲み物は私がやっていたけど、それ以外は今までずっと一人暮らししていて問題なかったわけです。
それが突然転んで腰にヒビが入り、インフルエルザにかかり、歩けなくなり、トイレも粗相するようになり、一気にホームヘルパー、ショートステイ、施設へと環境が急変して。
しかもそれを子供が決めていくという現実。
誰もが年取ったら自宅で過ごしたいはずなのに、介護の問題で住むことすら出来なくなってしまう・・・。
言葉は悪いが、父には騙し騙し入院という感じで入ってもらっているという。
これがいいのか悪いのか、親のために自宅で介護している人が大半だろうし、下の世話も子供がしている家庭も沢山いると思います。
本当に私は頭が上がりません。
その罪悪感との葛藤もありましたが、犬友さんたちを初め、周りの方たちの理解と応援のお陰でこういう流れになったこと。本当に感謝しています。
もし一人だけで抱えていたら、きっと身も心も壊れていたと思います。
今介護で大変な方はきっとこのブログを読んで、反感を買う方もいるかもしれません。
本当に甘ったれな自分が恥ずかしく、申し訳ないです。
ただ、うちの現状はこんな感じです。
日曜日、いつもの習慣
昨日、夕方になっていつものように早く家に帰ってご飯を作らなきゃ!!(汗)
という焦燥感に駆られました。
何十年もご飯を作りに夕方には家に帰るという習慣が、染み付いて離れないのです。
あ、家に帰らなくていいんだ、このまま買い物をゆっくりして、どこかに寄ってもいいんだ。と何度も主人と話しました。
夕方、ぽっかりと時間が空いた間隔に何度も陥りました。
平日も、4時にはご飯を作り始めて5時には父に届けていたのが、今は夜の7時に作り始めればいいのです。
うちの夕飯は時間が経って冷めてしまうので、いつもレンジでチンして温め直していましたが、今は出来たてホヤホヤの熱々を食べることが出来ます。
それが嬉しいとかではなく、ずーっとしてきたことから解放(言葉は悪いですが)されて、なんだかな〜という思い、安堵のような罪悪感のような・・・。
僕より犬が大事と言われたこと
父が姉にそうボヤいたそうです。
確かに犬一番にしていたことはありますが、犬って私しかいないんですもん。
これはしょうがない、許して(๑´•ω•)۶”
マロンもあの頃は健康に異常があるか心配なときで、目を離すことがイヤだった時期も重なったんです。
マロンを連れていたので、夕方から散歩の代わりにドッグランに寄り、思いっきり遊ばせて、そのあと、買い物をして夜の6時半に帰宅。
こんなことが出来るのが若い頃以来で、不思議でした。
今後もまだ色々予測できないことが起きるでしょう。
犬友さんにもまだまだこれからよ!と言われています。
施設に置く家具
施設で自分の衣類を淹れるために置く家具を買いました。
幅の狭いのと広いのをふたつ買って並べることに。